マキタが急落、237円安の4105円を付けた。28日午後3時、26年3月期の連結業績予想を発表。大幅な減益を予想し、嫌気された。
26年3月期業績は、売上収益7000億円(前期比7.1%減)、営業利益740億円(同30.9%減)を予想。地政学的な緊張状態が続くなか、相互関税や貿易摩擦による世界経済への影響は極めて不透明とする。特に米国は、対中関税の影響により大幅な売上減を予想する。また、コスト面では人件費の上昇などを見込んでいる。配当は第2四半期末20円(前期実績20円)を予定するが、期末については未定(同90円)とした。
25年3月期決算は、売上収益が7531億3000万円(前期比1.6%増)、営業利益が1070億3800万円(同61.8%増)だった。
同時に、取得上限700万株(自己株を除く発行済み株式数の2.60%)・200億円の自己株取得枠を設定。取得期間は4月30日から9月30日までとしている。
28日の終値は、前日比111円安の4231円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社