トラシティが３日ぶりに反発、４９円高の９２９円を付けた。１日午後１時、２５年３月期の連結業績予想の上方修正と配当の増額を明らかにし、好感された。
２５年３月期業績予想で、売上高１２４０億円から１２４７億６０００万円（前期比１．８％増）に、営業利益を６８億円から７８億円（同２５．０％増）に引き上げた。倉庫業および国際複合輸送業における取扱いが当初の見込みより順調に推移した。利益面では、継続的な料金の適正化および効率的なオペレーションによる生産性向上・費用削減、新規業務の順調な稼働などが寄与する。期末配当予想は、従来の１８円から２２．５円（前期実績７円）に引き上げ、第２四半期末の１６．５円（同６円）と合わせた年間配当は３９円（同１３円）となる見込み。
１日の終値は、前日比２９円高の９０９円。
［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：ウエルスアドバイザー社
