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鉱研工業が急伸し年初来高値、26年3月期は大幅な増益見通しに期末一括配当は増額へ

 鉱研工業が急伸、40円高の518円を付け、2月12日の年初来高値497円を大きく更新した。12日引け後、26年3月期の連結業績予想を発表。大幅な増益見通しに期末一括配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。

 26年3月期業績は、売上高115億円(前期比8.4%増)、営業利益9億円(同37.7%増)を予想。今後もリニア中央新幹線、整備新幹線工事や高速道路整備工事などが継続するほか、トンネル先進調査工事や大型アンカー工事などを想定。また、アフリカ・ベナンの大型ODA案件の工事進ちょくによる売上寄与なども見込む。期末一括配当は18円(前期実績15円)に増額する計画。

 25年3月期決算は、売上高が106億1100万円(前期比11.4%増)、営業利益が6億5300万円(同16.8%増)だった。

 13日の終値は、前日比33円高の511円。
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