ラサ工業が急騰、500円ストップ高の3245円を付け、3月27日の年初来高値2933円を大きく更新した。14日引け後、26年3月期の連結業績予想を発表。増収増益見通しに配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。
26年3月期業績は、売上高492億円(前期比8.3%増)、営業利益51億円(同7.7%増)を予想。化成品事業は、半導体市況が引き続き回復基調にあるとする。機械事業は、下水道関連向け掘進機の受注・引き合いが堅調に推移するとみている。配当は、第2四半期末64円(前期実績48円)、期末64円(同72円)の合計128円(同120円)に増額する見込み。
25年3月期決算は、売上高が454億2100万円(前期比6.2%増)、営業利益が47億3600万円(同31.9%増)だった。
15日の終値は、前日比405円高の3150円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社