高圧ガス工業が3日ぶりに反発、79円高の1030円を付けた。15日引け後、26年3月期の連結業績予想を発表。増収増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。
26年3月期業績は、売上高1020億円(前期比3.0%増)、営業利益が63億円(同5.5%増)を予想。業容拡大に向け、安定収益基盤を強化するための既存設備への継続投資に加え、新たな商材および事業開発のための研究開発、サステナビリティー領域の重要課題となる人的資本への積極対応を進める。配当は、第2四半期末20円(前期実績10円)、期末20円(同10円)の合計40円(同20円)に増額する見込み。
25年3月期決算は、売上高が989億8300万円(前期比6.1%増)、営業利益が59億6900万円(同4.0%増)だった。
16日の終値は、前日比53円高の1004円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社