ファンペップが急騰、20円高の126円を付けた。19日引け後、花粉症を対象疾患として開発中のアレルギーワクチン抗体誘導ペプチド「FPP004X」の物質特許が日本において成立したと発表、買い人気を集めた。
抗体誘導ペプチド「FPP004X」は、体内でIgE(Immunoglobulin E)に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するアレルギーワクチン。「FPP004X」は、免疫細胞に抗IgE抗体を一定期間産生させることから、アレルギーに対する持続的な効果が期待される。この特長を生かし、同社では、花粉症を第一の適応症として、花粉飛散前に投与することでシーズンを通して症状を緩和できることを目指している。
20日の終値は、前日比5円高の111円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社