経済・ビジネス情報

Daily米株速報 2025/1/20

  • 公開日:
  • 更新日:
Daily米株速報

(画像=SBI証券)

この記事は2025年1月20日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。
掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定
終値

(画像=SBI証券)

3指数揃って上昇。米大統領就任式を控え、主力テック株が買われる

3指数揃って上昇。20日(月)にトランプ次期大統領の就任式を週明けに控え、主力株が買われた。

トランプ次期大統領の支持者であるイーロンマスク氏がCEOを務めるテスラ(TSLA)が上昇。週内に発表した決算内容が好感された金融株への物色も続いた。他は、一部で買収観測が報じられた半導体のインテル(INTC)が買われた。また、中国の習近平国家主席とトランプ次期大統領が電話会談を行い、市場センチメントが改善したことも相場を押し上げた。

セクター別では、テスラ(TSLA)やアマゾン(AMZN)などが属する一般消費財や、半導体株が属する情報技術の上昇率が大きかった。一方、ディフェンシブのヘルスケアは下落。

債券利回りは上昇(価格は下落)。米12月製造業生産指数(前月比)等の経済指標が予想を上振れ、FRBによる年内追加利下げ観測が後退した。

ドル指数は上昇。対円でも高い。トランプ次期大統領の就任式を控え、関税政策などの動向に注目が集まる。

中東情勢への懸念が後退し、原油価格は続落。イスラエル政府が、イスラム組織ハマスとのパレスチナ自治区ガザを巡る戦争に関し、治安閣議を開催。18日(土)に停戦合意が行われ、19日(日)に発効した。

金価格は反落。地政学リスクが後退したことが影響した。また、金産出国であるカザフスタンの中央銀行が国内で生産した金を、国際市場で売却すると発表したことも材料視された。

個別株では、半導体メーカーのインテル(INTC)が+9.3%。インテルが買収の標的になっているとテクノロジー関連ニュースサイトが報じた。AI分野での出遅れによる経営不振やCEOの退任等で、同社株価は低迷が続いている。

SNSプラットフォームを運営するメタ(META)は+0.2%。米連邦最高裁が、中国系ショートムービー投稿サイトTikTokを利用禁止にする新法を支持する判断を明かしたことが背景にある。

【1月20日(月)の米国市場】
→ 休場(キング牧師生誕日)
■主な経済指標・イベント
世界経済フォーラム(-24日まで)、ダボス会議
トランプ氏、第47代米大統領就任

【1月21日(火)の米国市場】
■主な経済指標・イベント
なし
■主な企業決算の発表 
寄り前:スリーエム(MMM)
引け後:ネットフリックス(NFLX)チャールズ・シュワブ(SCHW)ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス(UAL)

~見通し~
トランプ次期大統領の政策や発言内容が相場を動かす材料となるだろう。就任初日からの公約実施を述べており、動向に注目が集まる。
SBI証券  投資情報部 栗本 奈緒実

主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。

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