ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)が反発、15円高の773円を付けた。22日引け後、JAMSTEC(海洋研究開発機構)、東京科学大学地球生命研究所、慶應義塾大学先端生命科学研究所と共同で進めている「バイオジオメタボローム(BioGeoMetabolome:BGM)」に関する共同研究について、延長することを決定したと発表、材料視された。
同社によると同研究は、「バイオジオメタボローム」という新たな学術的枠組みのもと、地球内外における物質循環と分子進化の可能性を代謝物解析の視点から探求するもの。これまでの共同研究で、小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」試料から核酸塩基の検出に成功し、RNAを構成する分子が宇宙空間で自然発生し得ることを示唆する重要な成果が得られたとしている。
23日の終値は、前日比10円高の768円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社