住友林業は23日、東建物と、米ノースカロライナ州ラリー市で総戸数267戸の5階建て木造賃貸用集合住宅を開発すると発表した。
同社によると両社の米国での協業は3件目。工法は2×4材の規格品を使用する木造枠組壁工法を採用し、鉄筋コンクリート(RC)造と比較して建築コストを抑制する。また、一般的に木造建築は鉄骨(S)造や鉄筋コンクリート(RC)造に比べ「建てるときの二酸化炭素排出量(エンボディドカーボン)」が少なく、木材は吸収した二酸化炭素を炭素として内部に貯蔵するため、構造部材や内装など多くの木材を使う本物件は脱炭素社会の実現に貢献するとしている。
23日の終値は、前日比4円安の4078円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社