総合化学大手の三井化学が4日続伸、前日比134円高となる3309円を付けた。きょう30日午前、石油化学事業を主体とするベーシック&グリーン・マテリアルズ事業(B&GM)の分社化の検討を開始することを発表した。
同社は、B&GMが国際競争力を持ち、日本の産業を支える強靭なグリーンケミカル事業として自走していくには、同じ事業・方向性を有する他社と提携し、経営資源を統合することで、強靭な事業体を実現する必要があると判断した。27年近傍にB&GMを分社化し、統合・再編の核となる事業体を設立する予定としている。
5月30日の終値は、前日比110円高の3285円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社