大手工作機械メーカーの牧野フライス製作所(監理)が反発、前日比560円高となる1万1770円を付けた。3日引け後、アジア系投資ファンドMBKパートナーズ傘下のMMホールディングス(東京都港区)がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。
MMホールディングスは1株1万1751円で牧野フをTOBする。12月上旬ごろまでの実施を目指す。牧野フはTOB成立後に上場廃止となる予定。牧野フは賛同意見を表明し、応募を推奨している。
これを受け、東京証券取引所は3日付で牧野フ株を監理銘柄に指定した。
4日の終値は、前日比430円高の1万1640円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社