伊藤忠は5日、100%出資会社のエイツーヘルスケアおよび米ITC Venture Partners(IVP、カルフォルニア州)を通じて、海外製薬企業が日本市場に進出する際に必要となる機能を包括的に提供する総合支援サービス「J−STEP」を開始したと発表した。
今回同社は、エイツーヘルスケアおよびIVPを通じて、海外製薬企業の日本市場進出を支援する。具体的には、IVPが、海外のベンチャーキャピタルやスタートアップとのネットワークを通じて、新薬開発候補品(シーズ)を探索し、エイツーヘルスケアは海外製薬企業との窓口として、国内の新薬導入における全てのフェーズを支援。さまざまな治療手段や開発ニーズに応じて、医薬品卸や医薬品製造受託機関(CMO)、医薬品開発製造受託機関(CDMO)、非臨床の医薬品開発業務受託機関(CRO)などのパートナー企業と連携し、市場調査から薬事承認プロセス、製造、上市後の流通までを提供する。
5日の終値は、前日比33円安の7485円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社