経済・ビジネス情報

Daily米株速報 2025/1/23

  • 公開日:
  • 更新日:
Daily米株速報

(画像=SBI証券)

この記事は2025年1月23日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。
掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定
終値

(画像=SBI証券)

3指数続伸。好決算株や、AIインフラ投資の恩恵期待でテック株が上昇

3指数揃って続伸。決算内容が好感されたネットフリックス(NFLX)やプロクター・アンド・ギャンブル(PG)などが高い。オラクル(ORCL)とソフトバンクグループ(9984)、オープンAIがAIインフラへの新たな大型投資計画を明かし、米国でデータセンターを建設して10万人以上の雇用を創出すると発表した。エヌビディア(NVDA)にも買いが入った。

セクター別では、主力テック株が属する情報技術やコミュニケーションサービスの2つのみ上昇。その他のセクターは広く軟調となる中、ディフェンシブの公益の下落率がトップだった。

債券利回りは上昇(価格は下落)。トランプ大統領の動向に対する見極めムードが継続し、方向感に欠ける展開が続いた。

ドル指数は小幅高。トランプ大統領はEUや中国への関税発動を検討していると明らかにしたが、具体的な政策発動までは、債券市場同様、為替市場でも動向を伺う展開が続いている。原油市場でも宙ぶらりん感が漂ったが、原油価格は4日続落。

個別株では、前日に10‐12月期決算発表を行ったネットフリックス(NFLX)が9%超の大幅高。新規加入者数が18.9百万人と市場予想の9.2百万人を大幅に上回った。マイク・タイソンの復帰試合、NFL試合などライブイベントの配信、ドラマ「イカゲーム2」の投入などの施策が奏功したとみられる。

寄り前に10-12月期決算発表を行ったプロクター・アンド・ギャンブル(PG)が+1.9%。売上高、1株利益がともに予想を上振れた。値上げは実施しておらず、販売数量の増加による業績拡大となった点が好感された。なお、通期(25.6期)の売上高見通しは据え置かれた。

【1月23日(木)の米国市場】
■主な経済指標・イベント
ダボス会議でトランプ大統領がオンライン形式で演説予定
米新規失業保険申請件数(1月18日に終わる週)

■主な企業決算の発表 
寄り前:ゼネラル・エレクトリック(GE)
引け後:テキサス・インストゥルメンツ(TXN)インテューイティブ・サージカル(ISRG)

~見通し~
トランプ大統領は関税発動を検討していると述べたものの、具体的な政策実施は行われておらず、見定めようとする動きが続くと予想される。ダボス会議での演説内容にも注目が集まる。一方で、堅調な企業決算が下支え材料となるだろう。
SBI証券  投資情報部 栗本奈緒実

主要株価指数

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(画像=SBI証券)

債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング

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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。

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