半導体やFPD(フラットパネルディスプレー)製造装置の部品加工を手掛けるマルマエが大幅続伸、前日比133円高となる1555円を付けた。前週末20日引け後、25年8月期業績予想の上方修正と配当予想の増額を発表し、買い材料視された。
通期の単体営業利益予想を16億円から17億2300万円(前期比11倍)に引き上げた。生産性の改善を反映させた。また、KMアルミニウム(福岡県大牟田市)の子会社化による連結決算移行に伴い、連結営業利益予想を19億円とした。
同社は、半導体製造用消耗品需要の堅調推移に加え、KMアルミニウムの連結化によって業績見通しが上ブレたことに伴い、期末配当予想を従来の15円から25円(前期実績20円)に引き上げることとした。中間の15円とあわせた年間配当は40円(同30円)を見込む。
23日の終値は、前週末比53円高の1475円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社