
(画像=株式新聞)
この記事は2025年6月26日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>6月26日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>6月26日 |
25日の米国株式は、NYダウが前日比106.59ドル安の4万2982.43ドルと4日ぶりに反落、ナスダック総合指数は同61.019ポイント高の1万9973.552ポイントと3日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億497万株、ナスダック市場が74億5556万株だった。NYダウは、イスラエルとイランの暫定的な停戦合意を支えに前日まで上昇していたが、短期的なポジション調整売りに押される展開となった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、エヌビディアが買われ史上最高値を更新したほか、アドバンスド・マイクロ・デバイシズやアルファベット(グーグルの持ち株会社)などが高く総合指数の上昇を支えた。
26日の東京株式は、堅調な展開か。現地25日の米国株式は、NYダウが下落したものの、ナスダック総合指数やSOX(フィラデルフィア半導体株)指数は半導体関連が物色され上昇した。日本市場も半導体関連株を中心に堅調な値動きが見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=145円台の前半(25日は145円30-33銭)と小動きだが、ユーロ・円が1ユーロ=169円台の前半(同168円54-58銭)と円安方向にある。25日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、富士フイルム<4901.T>、アドバンテス<6857.T>、ローム<6963.T>などが、25日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比5円安の3万8925円だった。
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