26日前場の日経平均株価は、前日比407円78銭高の3万9349円85銭と3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同7.76ポイント高の2790ポイントちょうどと上昇した。日経平均は午前10時43分に、同458円58銭高の3万9400円65銭を付けた。取引時間中としては2月19日以来、約4カ月ぶりに3万9000円台に乗せた。現地25日の米半導体関連株高や通常取引終了後のマイクロン・テクノロジーの強気な業績予想を受け、日本株は半導体関連などに買いが先行。好地合いのなか日経平均は、高値圏で堅調に推移し前場の取引を終えた。
東証プライム市場の出来高は7億8589万株、売買代金は2兆2311億円。騰落銘柄数は値上がりが1065銘柄、値下がりは497銘柄、変わらずは66銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち20業種が上昇、13業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、MARUWA、ニチアスなどのガラス土石株が上昇。伊藤忠、三菱商などの卸売株や、SMC、菱重工などの機械株も高い。信越化、富士フイルムなどの化学株や、中部電、東ガスなどの電気・ガス株も堅調。イオン、ファストリテなどの小売株や、郵船、商船三井などの海運株もしっかり。一方、HOYA、リズムなどの精密機器株や、中外薬、第一三共などの医薬品株が安い。
個別では、武蔵精密、荏原、メドピア、CYBOZU、FUJIMIが上昇。半面、ルネサス、ギフトHD、GMOインタ、セルシス、インソースなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社