三菱重工業グループの三菱重工サーマルシステムズは1日、代表事業者である大阪公立大学をはじめとする共同実施者・協力者との実施体制のもと、帯水層蓄熱システムを活用した「余剰再エネ電力吸収システム」の実証試験を開始すると発表した。
同事業は、「帯水層蓄熱設備に付加する余剰再生可能エネルギー電力吸収システムの技術開発」が、環境省の「令和5年度地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業」に採択され、開発を進めているもの。4月から大阪市舞洲障がい者スポーツセンター(アミティ舞洲)で余剰電力を用いた蓄冷運転を開始。7月1日からは、蓄えた低温冷水を直接、冷房に活用する実証試験に移行するという。
1日の終値は、前日比24円高の3634円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社