INPEXは3日、子会社のINPEX Browse E&P(IBEP社)を通じて、豪州TotalEnergies CCS AustraliaおよびWoodside Energyなどと進める豪州でのCCS(二酸化炭素の分離回収・貯留)プロジェクトに関し、認定を受けたと発表した。
認定を受けたのは豪州の北部準州ダーウィンの沖合約250キロメートルに位置するボナパルト堆積盆地に広がるGHGアセスメント鉱区G−7−AP鉱区。同鉱区において、高品質の塩水帯水層貯留層および安全かつ恒久的な炭素貯留に適した厚い遮へい層が確認されたという。同社では、30年頃に二酸化炭素の圧入を開始する予定で、将来的に年間1000万トン以上の潜在的な炭素貯留能力を有する同鉱区に二酸化炭素を安全かつ恒久的に輸送し、貯留することを計画している。
3日の終値は、前日比25.5円高の2048円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社