4日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。前日の米国時間に強めの米6月雇用統計を受けて米長期金利が急上昇し、ドル・円も1円以上ドル安・円高が進んだが、米長期金利の上昇が一服するとその後はドル売り・円買いが先行。週末で積極的な動きが広がりにくいなか、日経平均株価が朝高後に軟化したことから東京時間のドル・円も上値の重い展開となった。トランプ米大統領が改めて関税率に関する書簡を送付するとしたうえで、「8月1日から関税の支払いを始めることになる」と述べたと報じられたこともドル・円の重しになった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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