豊田通商は4日、GPU(Graphics Processing Unit)データセンターの運営とGPUクラウドサービスを展開するハイレゾ(東京都新宿区)に出資したことを発表した。
同社によるとハイレゾは、現在、石川県志賀町と香川県高松市の2拠点において、AI(人工知能)開発用GPU専用データセンターの運営およびGPUクラウドサービスの提供を行っている。同社は23年にパートナー契約を締結し、GPUクラウドサービスの販売における協業を進めてきた。今回の出資は、ハイレゾの省エネルギー設計の技術やデータセンター運営のノウハウと、同社グループの再エネ事業の知見や顧客基盤を掛け合わせ、海外販路の拡大およびグリーンデータセンター設立の検討を視野に入れている。
4日の終値は、前日比5円高の3211円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社