株式新聞ダイジェスト

前週の流入額上位−新規設定の「ブラックストーン・プライベート・クレジット(毎月)」がランクイン

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年6月30日−7月4日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、大和アセットマネジメントが6月30日に設定した「ブラックストーン・プライベート・クレジット・JPYファンド(毎月分配型)」(ブラックストーン・プライベート・クレジット(毎月))が第9位となったほか、4ファンドがトップ10内に返り咲いた。

 「ブラックストーン・プライベート・クレジット・JPYファンド(毎月分配型)」の純資金流入額は約56億円となった。同ファンドは、外国籍ファンドへの投資を通じて、主に米国企業に直接融資をするプライベート・クレジット投資(私募により発行されたか、または非公開会社が発行したローン、債券およびその他の信用証券への投資を通じて、ファンドから企業に直接融資を行う投資手法)を行う。

 トップ10内に返り咲いた4ファンドは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は6月16−20日以来2週ぶり、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は6月2−6日以来4週ぶり、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」は6月9−13日以来3週ぶりのランクイン。「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」は今年初めてのランクインとなった。

 前週の純資金流入額トップは「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」。546億円の純資金流入となり、前々週(6月23―27日)の2位から浮上して、6月9−13日以来3週ぶりのトップとなった。同ファンドのほかには、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>」(愛称:世界のベスト)の『毎月決算型』と『年1回決算型』、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンドDコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」が前々週に続いてトップ10内となった。

 一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「三菱UFJ 純金ファンド」(愛称:ファインゴールド)、「フィデリティ・欧州割安成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター・ヨーロッパ)、「ROBOPROファンド」「キャピタル 世界株式ファンド年2回決算(分配重視)」「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ネクスト・ジェネレーション)がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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