大成建設は9日、製薬関連施設の設計・施工において、医薬品の安全性と品質を保証するためにGMP(製造管理および品質管理の基準)に基づき実施されるバリデーション支援業務を、生成AIを用いて大幅に効率化し、法規制適合性の向上などを図ることができる検索システム「GMPナビゲーター(GMPナビ)」を開発したと発表した。
同システムの活用で、最新のGMP関連情報を迅速に入手し、バリデーション支援業務の円滑な実施を実現する。また、同システムは知識管理(ナレッジマネジメント)との相性がよく、同社がこれまでに培った専門知識やノウハウを管理・共有するためのハブとしての役割を果たすことから、高品質かつ安全・安心な製薬関連施設の構築に貢献できるとしている。
バリデーションとは、製造所の構造設備ならびに手順、工程その他の製造管理および品質管理の方法が期待される結果を与えることを検証し、文書化すること
9日の終値は、前日比4円高のの8577円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社