魚群探知機や船舶用レーダーを手掛ける古野電気が急騰、前日比555円高となる4395円を付け、84年2月に付けた上場来高値(4100円)を41年ぶりに更新した。9日引け後、26年2月期第1四半期(3−5月)決算を発表し、買い人気を集めた。
第1四半期の連結営業利益は34億3800万円(前年同期比30.8%増)だった。商船向け需要の好調が継続する中、新たに上市したプレジャーボート用戦略商品の販売が伸長し、保守サービスも拡大した。
通期予想は営業利益115億円(前期比12.8%減)を据え置いたが、進ちょく率は約3割と高い。
10日の終値は、前日比390円高の4230円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社