トレジャー・ファクトリーが急反発、165円高の1908円を付けた。9日引け後、26年2月期第1四半期(25年3−5月)の連結決算を発表。2ケタの増益で着地し、好感された。
第1四半期決算は、売上高が118億4300万円(前年同期比14.8%増)、営業利益が14億9600万円(同10.9%増)だった。主力のリユース事業で、衣料は春夏物の需要の伸びを受け前年同期比20.5%増となったほか、電化製品では、3−4月の新生活需要を取り込み同4.4%増だった。また、ブランド品や腕時計などの服飾雑貨は同11.6%増、アウトドアやスポーツ用品が堅調なホビー用品も同14.0%増と高い伸びとなった。
第2四半期累計(25年3−8月)の業績予想は、売上高215億2800万円(前年同期比9.8%増)、営業利益18億3000万円(同4.9%増)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計の業績予想に対する進ちょく率は、売上高で55.0%、営業利益で817%となっている。
10日の終値は、前日比144円高の1887円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社