大手水晶デバイスメーカーの日本電波工業(日電波)が3日ぶりに反落、前日比12円安となる726円を付けた。東海東京証券は目標株価を引き下げている。
東海東京証は9日付で、日電波の投資判断「アウトパフォーム」(3段階中最上位)を継続しながらも、目標株価を1100円から850円に引き下げた。26年3月期営業利益について、会社計画の28億円(前期比39.4%減)を上回る35億円と予想。高付加価値品への先行投資や、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進などの費用が26年3月期に計上されることも大幅減益の要因と指摘している。
10日の終値は、前日比8円安の730円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社