ソラコムは15日、大崎電気と、商業施設などにおける電気設備のスマート保安の実現に向け、検証モデルを開発したと発表した。
両社は設備保安業務の効率化・高度化に貢献する「スマート保安」の実現に向けたソリューションの開発に着手した。今回開発した検証モデルは、大崎電のマルチデータ収集装置とソラコムのIoT(モノのインターネット)基盤を組み合わせて構成。マルチデータ収集装置は、複数のセンサーや計測機器と接続し、電気設備の状態に関するさまざまなデータを収集する機器。これらのデータを常時オンラインで監視することで、漏電のリスクや過電流などの異常の兆候を早期に検知でき、点検作業の省力化と事故の未然防止を両立するとしている。
15日の終値は、前日比10円安の915円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社