富士通は16日、マツダの意思決定や業務オペレーションのDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた全社データ蓄積およびオペレーション変革の基盤において、同社の「Fujitsu Uvance」のオールインワンオペレーションプラットホーム「Fujitsu Data Intelligence PaaS」を提供したと発表した。
同データ基盤は、「Fujitsu Data Intelligence PaaS」とマツダの国内業務に関するデータを連携することで、これまで分散していたデータの統合や可視化により、データに基づいた迅速な意思決定を可能とした。マツダの購買部門においては、これまで業務データが複数のシステムに分散し、集計などのデータ整理に工数を費やしていたが、「Fujitsu Data Intelligence PaaS」の活用とともに、同社のデータサイエンティストが課題整理からありたい姿の明確化やプロトタイプ作成を支援することで、ビジネス状況をリアルタイムに可視化したという。
17日終値は、前日比58円高の3263円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社