信越ポリマーが急伸、169円高の1956円を付け、6月18日の年初来高値1825円を大きく更新した。23日引け後、未定としていた26年3月期の連結業績予想を発表。増収増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。
26年3月期業績は、売上高1135億円(前期比2.6%増)、営業利益139億円(同4.7%増)を予想。同社では、合理的な業績予想の算定が困難として非公表としていたが、最近の事業環境および業績動向などを踏まえたとしている。配当は、第2四半期末28円(前期実績25円)、期末28円(同27円)の合計56円(同52円)に増額する見込み。
第1四半期(25年4−6月)決算は、売上高が279億7700万円(前年同期比9.2%増)、営業利益が38億2000万円(同18.7%増)だった。
24日の終値は、前日比155円高の1942円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社