市況(場況)

日経平均は19円安と小幅に4日続落、FOMCや日銀決定会合控え様子見=30日後場

 30日後場は日経平均株価が、前日比19円85銭安の4万654円70銭と小幅に4日続落。TOPIX(東証株価指数)は同11.54ポイント高の2920.18ポイントと4日ぶりに反発した。日経平均は朝方、前日までの下落の反動で買い先行でスタート。ただ、その後は戻り待ちの売りに押され下げ転換。午前9時52分には、同117円94銭安の4万556円61銭を付けている。FOMC(米連邦公開市場委員会)や、日銀金融政策決定会合を控え、様子見姿勢が強まるなか、ポジションを一方に傾ける動きは限られたが、底堅く推移した。

 東証プライム市場の出来高は19億7694万株、売買代金は4兆9430億円。騰落銘柄数は値上がりが1071銘柄、値下がりは482銘柄、変わらずは71銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち7業種が下落、26業種が上昇した。ANAなどの空運株や、OLC、リクルートHなどのサービス株が下落。王子HD、日本紙などのパルプ紙株や、日産自、ホンダなどの輸送用機器株も安い。テルモ、HOYAなどの精密機器株や、ヤマハ、任天堂などのその他製品株も軟調。SUMCO、三和HDなどの金属製品株も弱かった。一方、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株や、グンゼ、東レなどの繊維株、郵船、商船三井などの海運株が上昇した。

 そのほか、シマノ、小森、フジテック、岡三、四国化HDが下落。半面、住友ファーマ、エクセディ、エンプラス、SCSK、ゲンキードラなどが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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