サイバートラストが急反発、前日比309円高の2892円を付け、年初来高値を更新した。29日大引け後、9月30日を基準日、10月1日を効力発生日として1対2株式分割を実施すると発表し好感された。
また、同時に26年3月期の第1四半期(4−6月)決算も発表し、連結売上高は19億300万円(前年同期比27.5%増)、営業利益は3億900万円(同2.1倍)と好調だった。認証・セキュリティーサービス「iTrust」のリカーリング売上が順調に積み上がるとともに、大型案件の獲得もあった。また、24年6月のコミュニティーサポート終了に伴い開始した「CentOS7」延長サポートが引き続き伸びている。
通期業績は期初予想を据え置き、売上高82億円(前期比10.2%増)、営業利益15億7000万円(同10.5%増)を見込む。一方、期末一括配当は株式分割に伴い従来の23円から11.5円(前期は23円)に変更する(実質的な変更はなし)。
30日の終値は、前日比309円高の2892円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社