トラスコ中山が急伸、129円高の2427円を付け1月6日の年初来高値2328円を大きく更新した。12日午後1時、25年12月期の業績予想の上方修正と、第2四半期末の配当予想の増額を発表し、好感された。
25年12月期の業績予想で、売上高を3174億3000万円から3250億円(前期比10.2%増)に、営業利益を211億3000万円から230億2900万円(同15.3%増)に引き上げた。足元での業績動向や、従来から継続している豊富な在庫保有と顧客の利便性向上、環境負荷軽減に貢献する施策強化などを織り込んだ。第2四半期累計(1−6月)の決算は、売上高が1582億3300万円(前年同期比10.3%増)、営業利益が118億2500万円(同20.0%増)だった。
第2四半期末の配当予想を従来の27円から30.5円(前期実績26円)に増額するとした。
12日の終値は、前週末比57円高の2355円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社