株式新聞ダイジェスト

<13日の動意株>渋谷工が続落、26年6月期業績は増収ながら減益を予想

 澁谷工業が続落、340円安の3375円を付けた。13日午後2時、26年6月期の連結業績予想を発表。増収ながら減益の見通しを示し、嫌気された。

 26年6月期業績は、売上高1330億円(前期比3.1%増)、営業利益は130億円(同5.4%減)を予想。次期のパッケージングプラント事業の売上高は、食品用プラントは高水準で推移してきた飲料用無菌充填ラインの受注が一服することで減少するものの、薬品・化粧品用プラントおよび酒類用プラントが既に多くの受注残を抱えており増加することから、全体としては横這いと見込んでいる。利益面では、人的投資およびDX(デジタルトランスフォーメーション)推進より固定費が増加すること、素材・エネルギー価格を中心としたインフレにより原材料価格が上昇することなどが影響する。

 25年6月期決算は、売上高が1290億1700万円(前期比11.8%増)、営業利益は137億4900万円(同2.7%増)だった。

 13日の終値は、前日比315円安の3400円。
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