ポンプ大手の荏原製作所が急反発、前日比326円高となる3228円を付けた。14日引け後、25年12月期第2四半期累計(1−6月)決算に加え、通期業績予想の上方修正と自社株買いを発表し、買い材料視された。
第2四半期累計の連結営業利益は500億6200万円(前年同期比25.3%増)となり、過去最高を更新した。エネルギー、インフラ、環境、精密・電子の好調が寄与した。これを受け、通期の営業利益予想を1015億円から1025億円(前期比4.6%増)に引き上げた。
また同社は、約909万株(自己株を除く発行済み株式総数の1.97%)・200億円を上限とする自社株買い枠を設定。取得期間は8月20日−12月23日までとした。
15日の終値は、前日比326円高の3238円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社