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<相場の読み筋>8月21日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年8月21日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>8月21日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>8月21日

 20日の米国株式は、NYダウが前日比16.04ドル高の4万4938.31ドルと小幅続伸、ナスダック総合指数は同142.095ポイント安の2万1172.857ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億821万株、ナスダック市場が72億4034万株だった。現地21日から23日にかけて、米カンザスシティー連邦準備銀行の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が行われる。22日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演が行われることから、発言内容を確認したいとする投資家が多いもようで様子見姿勢が強まった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、インテルやマイクロン・テクノロジーズ、アーム・ホールディングスなどが下落率の上位に入っている。

 21日の東京株式は、弱含みの展開か。現地20日の米国株式市場では、NYダウが小幅に続伸したものの、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数は続落。東京市場でも、ハイテク関連銘柄を中心に利益確定売りに押される展開が見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=147円台の前半(20日は147円62-64銭)、ユーロ・円が1ユーロ=171円台の半ば(同171円90-94銭)とやや円高方向にあり、重しとなりそう。20日のADR(米国預託証券)は円換算値でキリンHD<2503.T>、キーエンス<6861.T>、デンソー<6902.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比85円安の4万2835円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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