PRコンサルティングを手掛けるマテリアルグループが5日ぶりに反発、前週末比57円高の848円を付けた。22日引け後、トレプロ社(東京都港区)の全株式を取得することを発表し、材料視された。
トレプロ社は、中堅・中小企業に対する採用支援サービスを中心としたTikTokマーケティング事業などを手掛けている。マテリアルGは、トレプロ社のTikTokなどでの知見や、中堅・中小企業を中心とした顧客基盤と、自社グループのマーケティングコミュニケーション支援の経験・知見を組み合わせることで、事業成長が加速し、企業価値の更なる向上につながるものとしている。
取得費用は19億円。トレプロ社は新設分割で設立する会社のため、確定した最終事業年度はないものの、売却するTLPC社(トレプロ社は一部資産を除きTLPC社のすべての事業を承継する予定)の24年8月期の売上高は6億5400万円、営業利益は2億2200万円だった。
25日の終値は、前週末比39円高の830円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社