カイオム・バイオサイエンスが3日ぶりに反発、4円高の138円を付けた。27日引け後、NANO MRNAと、NANOのmRNA創薬基盤技術と、同社の多重特異性抗体フォーマットTribodyなどの抗体作製技術の融合により、mRNAエンコード抗体の創出に向けた共同研究契約を締結したと発表した。
今回の共同研究では、同社が創製した多重特異性抗体について、NANOの技術によりmRNAエンコード抗体を作成・開発候補品を選定し、製薬企業との共同開発あるいは導出を目指す。同抗体は従来の抗体医薬品と比較して短期間で製造が可能であり、低コスト化が図れるなどのメリットが期待されるとしている。
28日の終値は、前日比2円高の136円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社