
(画像=SBI証券)
この記事は2025年9月9日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版):Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |

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金融緩和で業績改善との思惑、ナスダック総合は最高値
9月8日(月)の米国株式市場では、主要3指数は上昇。ナスダック総合指数は8月13日以来の最高値更新となった。連邦公開市場委員会(FOMC)が来週の会合で利下げを実施するとの見方が強まっており、景気が減速しつつあるが、崩壊には至っていない局面での金融緩和が米企業の業績を下支えするとの期待が高まっている。
経済指標では、11時に発表された8月のNY連銀消費者調査は1年期待インフレ率が3.2%と前回の3.1%から上昇し、5月以来の高水準となった。午後3時に発表された7月の消費者信用残高は前回から大きく増加し、市場予想を上回った。
セクター別(全11業種)では、6業種が下落。公益事業と不動産が安く、情報技術と一般消費財・サービスが高い。
個別株では、アップラビン A(APP)が11.6%急騰し、ロビンフッド マーケッツ A(HOOD)も15.8%急騰した。先週末に両社が最新の四半期リバランスでS&P500指数の構成銘柄に採用されると報じられた。ウーバー テクノロジーズ(UBER)はドイツでの自動運転車試験を実施することが明らかになり、3.7%上昇。
原油先物相場は4営業日ぶりに反発。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前週末比0.39ドル(0.6%)高の1バレル62.26ドルで取引を終えた。ニューヨーク金先物相場は続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前週末比24.1ドル(0.7%)高の1トロイオンス3,677.4ドルで取引を終えた。
米10年物国債利回りは前週末比0.03%ポイント低い(価格は高い)4.04%で引けた。ドル指数は続落、8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前週末比15銭円安・ドル高の1ドル=147円50〜60銭で取引を終えた。
【9月9日(火)の米国市場】
主な経済指標・イベント:
米NFIB中小企業楽観指数(8月)
米3年国債入札
主な企業決算の発表:
引け後
オラクル(ORCL)、シノプシス(SNPS)
~見通し~
例年9月には株式相場は季節的な弱さを示すが、今年はそれを覆す可能性がある。
SBI証券 投資情報部 潘 碩朋
主要株価指数

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債券・商品市況

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主要通貨

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S&P500日中足チャート

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ナスダック日中足チャート

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S&P500セクター別

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S&P100種騰落率ランキング


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その他主要銘柄

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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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