9日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円ちょうど近辺で推移している。午前中は売り買いが交錯し、ドル・円は方向感の乏しい展開となった。日経平均株価の上昇や、国内輸入企業による実需の円売りがドル・円を支えたものの、米利下げ観測の根強さから上値は限られた。午後になると、今晩の米雇用統計の年次改定に対する警戒感が高まり、ドル・円は午後3時ごろに一時146円80銭近辺まで下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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