12日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。日経平均株価の上昇を背景にリスクオンのドル買い・円売りが支えになったが、週末ということもあって積極性は乏しく、ドル・円の上値は限られた。午前中には加藤財務相とベッセント米財務長官が為替についての共同声明を発表したが、為替水準については言及がなかったこともあり、市場の反応は限定的だった。午後は3連休前の持ち高調整の動きもあり、やや上値が重くなった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)