日東精工は11日、立命館大学と「PFASを可視光で分解するフロー装置の開発」に関する共同研究契約を8日に締結したと発表した。
同社によると立命館大学の小林教授は、独自に合成した半導体ナノ結晶に可視LEDを当てることで、ナノ結晶表面の有機分子が脱離・分解してPFASを効率的に吸着し、フッ化物イオンにまで分解・無害化することに成功。現行は、1mLビーカーによるバッチ処理であることから、PFAS含有水を連続的に分解する「フロー装置」の開発を目指す。
12日の終値は、前日比5円高の649円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社