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<相場の読み筋>9月17日

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相場の読み筋

(画像=株式新聞) 

この記事は2025年9月17日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>9月17日」を転載したものです。
掲載記事:<相場の読み筋>9月17日

 16日の米国株式は、NYダウが前日比125.55ドル安の4万5757.90ドルと反落、ナスダック総合指数が同14.791ポイント安の2万2333.959ポイントと7日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億143万株、ナスダック市場が77億7925万株だった。8月小売売上高が前月比0.6%増となり、市場予想平均の同0.2%増を上回った。堅調な消費動向が好感される場面もみられた。ただ、同日から17日にかけて開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)での金融政策を確認したいとして積極的な売買が限られるなか、利益確定売りが優勢となった。NYダウ採用銘柄では、ユナイテッド・ヘルスやエヌビディア、トラベラーズなどが値下がり率の上位に入っている。

 17日の東京株式は、弱含みの展開か。現地16日の米国株が下落した動きを受けて、売り優勢スタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の半ば(16日は146円88-90銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=173円台の後半(同173円24-28銭)と円安方向に振れている。対ドルでの円高が、輸出関連株の重しとなる場面もありそう。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、SUMCO<3436.T>、住友化<4005.T>、ENEOS<5020.T>などが、16日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比135円安の4万4505円だった。

(イメージ写真提供:123RF)

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