ヨンキュウは16日、同社の蒲江種苗センター(大分県佐伯市)において、ウナギのふ化仔魚を稚魚であるシラスウナギまで育てることに成功したと発表した。
同社では、水産研究・教育機構(神奈川県横浜市)から、ウナギ種苗生産の技術指導ならびにふ化仔魚および飼育飼料の提供を受け、実験水槽を用いて約200日の育成ののち、シラスウナギまで育てることができた。今後は、水産研究・教育機構から本格的な技術移転を受け、種苗生産技術の向上および飼育規模の拡大により、シラスウナギ増産へ進み、完全養殖への知見を積み重ねるという。
17日の終値は、前日比167円高の2805円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社