
(画像=株式新聞)
この記事は2025年9月18日に株式新聞で公開された「<相場の読み筋>9月18日」を転載したものです。 掲載記事:<相場の読み筋>9月18日 |
17日の米国株式は、NYダウが前日比260.42ドル高の4万6018.32ドルと反発、ナスダック総合指数は同72.633ポイント安の2万2261.326ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億8814万株、ナスダック市場が77億795万株だった。FOMC(米連邦公開市場委員会)では、昨年12月以来6会合ぶりに政策金利を0.25%引き下げた。また、FOMC参加者による政策金利見通しでは、年内に0.25%の利下げを2回行うとの見方が優勢となった。利下げを好感し、景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われ、NYダウは一時500ドルを超える上昇をみせる場面があった。一方、ハイテク株比率の高いナスダック市場では、エヌビディアやインテル、アマゾン・ドット・コムなどが下落した。
18日の東京株式は、もみ合いとなりそう。現地17日の米国株式は、利下げを受け、NYダウが反発したものの、ナスダック総合指数は続落するなどまちまち。日本株は、きょう18日から19日にかけて日銀の金融政策決定会合が行われることから、様子見姿勢が強まりそうで、きのうに続き上値が重そうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の後半(17日は146円66-68銭)とやや円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=173円台の半ば(同173円65-69銭)と小動き。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、LINEヤフ<4689.T>、ニデック<6594.T>、オリンパス<7733.T>などが、17日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比35円安の4万4575円だった。
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