19日午前10時8分すぎの日経平均株価は、前日比400円程度高い4万5700円前後で推移する。午前9時7分には、同549円32銭高の4万5852円75銭を付け、連日で取引時間中の史上最高値を更新した。現地18日の米国株式市場は、引き続き、利下げ期待が継続。NYダウとナスダック総合指数がそろって終値ベースの史上最高値を更新した。エヌビディアによるインテルへの出資も好感された。日本株もその動きを受け買いが先行。買い一巡後は、上値が重いものの堅調に推移する。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比375円高の4万5595円だった。
業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落している。伊藤忠、三菱商などの卸売株や、大和証G、野村などの証券商品先物株が上昇。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、中外薬、エーザイなどの医薬品株も高い。東電力HD、関西電などの電気ガス株や、三菱UFJ、三井住友などの銀行株も堅調。芙蓉リース、オリックスなどのその他金融株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株もしっかり。一方、アシックスや任天堂などのその他製品株や、テルモ、HOYAなどの精密機器株が安い。
そのほか、さくら、レーザーテク、Cキャット、イビデン、シンフォニアが上昇。半面、PKSHA、円谷FH、SMC、SUMCO、レゾナックなどが下落している。
東京外国為替市場では午前10時8分時点で、ドル・円が1ドル=148円前後(18日は147円11−13銭)、ユーロ・円が1ユーロ=174円台の半ば(同174円05−09銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社