(画像=SBI証券)
| この記事は2025年9月22日にSBI証券で公開された「Daily米株速報 毎営業日午前更新予定」を転載したものです。 掲載記事(最新版)：Daily米株速報 毎営業日午前更新予定 |
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主要3指数連日の最高値、利下げ期待が買いを呼ぶ
主要3指数は揃って連日最高値を更新。米連邦準備理事会（FRB）が今後も利下げを継続するとの見方が引き続き買いを呼んだ。米中首脳が今後も対話を続ける姿勢を示したことも好感された。今回の連邦公開市場委員会（FOMC）で発表があった経済予測サマリーにおける実質GDP成長率（中央値）は、2025年の数値が1.6%となり、前回6月の予測値1.4%から上昇。一方で、失業率・PCEインフレ率・コアPCEインフレ率は前回と変わらず。FRB参加者による強い米国経済予測と追加利下げの思惑から、継続して大型テクノロジー株がけん引する底堅い展開に。
セクター別（全11業種）では、6業種が上昇。コミュニケーションサービスと情報技術が高い。
個別株ではオラクル（ORCL）が4.0％上昇。同社が約200億ドル（約2兆9,600億円）規模のクラウド契約をめぐり、メタ・プラットフォームズと協議を進めていると市場に伝わり買われる。19日に発売した新型スマートフォンの受注が好調と伝わったアップル（AAPL）は3.2%上昇。アナリストが目標株価を引き上げたことも一因に。データ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズ（PLTR）は3.0%上昇。同社は2030年までに英国に15億ポンド（約3,000億円）を投じる計画で、同時に英国防省と人工知能（AI）ソフトウエアの利用拡大に関する契約も結んだことが伝わった。一方で、インテル（INTC）は3.2%下落。
原油先物相場は3営業日続落。前営業日比0.9ドル安の1バレル＝62.7ドル。金先物相場は反発。前営業日比27.5ドル高の1トロイオンス＝3705.8ドル。利下げ観測で金の投資妙味が強まり買われた。
米国債は下落（利回り上昇）。パウエルFRB議長の発言を受け、より積極的な利下げに対する期待が後退。円相場は反発。前日比５銭円高・ドル安の１ドル=147円90銭～148円00銭で取引を終えた。
【9月22日（月）の米国市場】
主な経済指標・イベント：
・米ニューヨーク連銀総裁、パネル討論会に参加
・米セントルイス連銀総裁、講演
・米クリーブランド連銀総裁、講演
・米リッチモンド連銀総裁、講演
・FRBミラン理事、講演
主な企業決算の発表：
なし
～見通し～
FOMC後の政策見通しを巡り、FRB高官の発言を見極めたいところ。発言内容次第では、株価指数に大きな変動をもたらす可能性がある。
SBI証券 投資情報部 植田 雄也
主要株価指数
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債券・商品市況
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主要通貨
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S&P500日中足チャート
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ナスダック日中足チャート
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S&P500ｾｸﾀｰ別
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S&P100種騰落率ランキング
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その他主要銘柄
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※本レポートはBloombergデータをもとにSBI証券が作成。
※銘柄名はBloomberg表記によるもの。
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