市況(場況)

日経平均は100円程度安、売り先行後は下げ渋る=24日前場

 24日午前10時すぎの日経平均株価は、前営業日比100円程度安い4万5400円前後で推移する。午前9時16分には同223円17銭安の4万5270円49銭を付けている。現地23日の米国株式市場では、利下げ期待が後退し利益確定売りに押され、NYダウが5日ぶり、ナスダック総合指数が4日ぶりに反落した。日本株もその動きや円高方向にあることが意識され、売りが優勢となった。その後は、押し目買いに下げ渋る展開にあるようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比15円安の4万5305円だった。

 業種別では、全33業種のうち20業種が下落、13業種が上昇している。MS&AD、東京海上などの保険株や、セコム、リクルートHなどのサービス株が下落。ユニチカ、東レなどの繊維株や、AGC、TOTOなどのガラス土石株も安い。三井不、菱地所などの不動産株や、ソニーG、キーエンスなどの電気機器株も軟調。住友化、日本酸素HDなどの化学株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株も弱い。一方、アシックスや任天堂などのその他製品株や、ディスコ、菱重工などの機械株が高い。

 そのほか、MARUWA、月島HD、ネクソン、アズビル、さくらが下落。半面、メック、ips、キャリアL、Eギャランテ、NSDなどが上昇している。

 東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=147円台の後半(22日は148円11−13銭)、ユーロ・円が1ユーロ=174円台の半ば(同173円99銭−174円03銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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