業務請負や人材派遣を展開するキャリアリンクが急騰、前日比248高となる2647円を付けた。22日引け後、26年3月期第2四半期累計(4−9月)業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
第2四半期累計の連結営業利益予想を11億5200万円から18億2000万円(前年同期比53.2%増)に引き上げた。主力の事務系人材サービス事業BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)関連事業部門で想定以上の受注を獲得したほか、製造系人材サービス事業でも、住宅設備製造や機械製造などからの受注量が増加した。
通期予想は据え置いた。積極的な投資を検討していることに加え、第3四半期(10−12月)以降に各種給付金支給案件を始めとする経済対策関連案件や、その他の案件において、履行すべき業務量の増加が想定を上回る可能性があることなどを勘案した。
24日の終値は、前営業日比232円高の2631円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社