アイビー化粧品が急伸、45円高の384円を付けた。22日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)と通期の単体利益予想を上方修正し、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高は13億8000万円(前年同期とほぼ変わらず)を据え置いたが、営業利益を1億8000万円から2億2000万円(同16.4%増)に増額。通期予想では、売上高は28億5000万円(前期比2.7%減)を維持したが営業利益を3億4000万円から3億8000万円(同10.0%減)に引き上げた。売上高は、上期に新製品の発売がなく、猛暑の影響もあり、8月までの売上高は前期を下回って推移。一方で、浸透美活液の強化月間である9月に入り、強化製品である「レッドパワーセラム」の販売促進施策が奏功し従来予想並みを確保する見込み。利益面では、経費削減を継続するほか、税務上加算していた見積費用などの一部が、減算となりそうで、税金費用を軽減出来る見込みとしている。
24日の終値は、前営業日比14円高の353円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社