金融機関向けシステム受託開発を手掛けるキャピタル・アセット・プランニング(CAP)が反発、前日比51円高となる898円を付けた。29日引け後、25年9月期業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
通期の連結営業利益予想を4億5000万円から5億2500万円(前期比76.8%増)に引き上げた。生命保険会社からの顧客管理システムの再構築、法人向けペーパーレス申込システムや代理店向け設計書・申込書システムなどの受注が好調に推移した。さらに、証券会社のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)向け投資商品発注サポートシステムの開発、メガバンググループ向けの新NISA(少額投資非課税制度)対応ゴールベースマネジメントシステムの投入など、受託開発分野の売上が増加する見込みとなった。
30日の終値は、前日比32円高の879円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社