三菱重工業が続落、前日比197円安となる3682円を付けた。その後は下げ幅を縮めている。9月30日引け後に、子会社売却に伴う26年3月期業績予想の下方修正を発表した。
同社は通期の連結事業利益予想を4200億円から3900億円(前期比1.8%増)に引き下げた。傘下のフォークリフト大手の三菱ロジスネクスト(監理)を投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP、東京都千代田区)に売却し、非継続事業とする。また、事業再編関連損失として300億円を計上する見込みとなった。
JIPによる三菱ロジスネの株式取得後は、菱重工も改めて三菱ロジスネに出資する見通し。JIPの三菱ロジスネ株のTOB(株式公開買い付け)価格は1537円で、前日終値(1815円)を下回る。
1日の終値は、前日比147円安の3732円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社